2007年08月15日

ブックオフ

古書販売のブックオフが海外出店を加速するらしい。
ブックオフといえば今までの古本屋のイメージを一新させ、古本を一度クリーニングし、新書に近い状態にして再販するという、古本の汚れたイメージを変えた会社だ。
今まで海外には現地在住の日本人向けに和書を販売してきたが、今回は現地人向けの洋書の取扱いを始めるということだ。日本同様、海外でも本は一度読んでしまえば本棚に直行、特に小説などは読み返すことはないだろう。海外ではブックオフのような古書の販売は珍しいらしくそこに目をつけた格好だ。さすが新市場を開拓してきた会社は目の付け所が良いと感じる。
ただ、日本は本を大切にする文化があり、本の上に乗ったりすると親に怒られたりしたが、海外にはそういう文化がない(少ない)ので、本を踏み台にしたり、菓子を食べながら砂糖のついた指でページをめくったりと、雑に扱われがちだ。そうなると汚れは増すし、再販の価値がそれだけ残るのか気にはなる。
しかし海外の人にとって「本は本」、内容が分かれば多少の汚れは気にしないということも言えるだろうから、それはそれで商売としては成り立つ気もする。
今後の海外での古書販売市場をどう切り開いてゆくのか楽しみだ。

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2007年08月01日

スーパースター

セリーグ上位4チームの混戦が続いている。
前半は巨人の独走、中日がどこまで食い下がるかというような様相であったが、昨年同様巨人が失速した。
今年からセリーグもプレイオフ制を導入したため3位以内に入れば日本シリーズの出場権を争うことができる。シーズン当初は首位独走の巨人ファンにとっては「プレイオフ制なんて導入しなければ良かったのに」と思っていたかもしれないが、今となっては「どうにか3位以内に滑り込んでくれ」という心境であろう。
しかし、こんな混戦の中でもプロ野球は盛り上がってこない。なぜだろう。イチローや松坂などがメジャーに行ってしまい「スーパースター」の不在などが原因でもあるかとも思う。
昨日まで日経新聞の「私の履歴書」の連載は長嶋茂雄氏で、野球ファンとして楽しく読ませていただいた。長嶋氏の現役時代の頃の日本は今と違って生活も豊かでなく、娯楽も少ない時代であったため、スーパースターの活躍は、見ている人を楽しませ、元気づけたのだと思う。そういう時代に活躍できた長嶋氏は幸せだっただろう。
ただ、読んでいくうちに、長嶋氏はそういう時代ならではの「スーパースター」というわけではなく、いつの時代でも「スーパースター」になりえる選手だったのではないかと感じてきた。というのは、長嶋氏は自分の実力を知り、人気を知り、ファンが何を求めているかを知り、そして何より「自分はスーパースターだ」と自覚して行動しているということだ。
プロ野球選手といえば今でも憧れの存在であり、注目される存在である。つまり、一般人から見ればスターなのである。更にその意識の高い人がスーパースターになる。スーパースターは自分自身で作り上げる。そういった自覚を個々の選手がもっと持ったら、プロ野球も盛り上がってくるのでは、と思う。

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