2007年06月29日

親切な対応

年金問題に対応するために、フリーダイヤルの「年金あんしんダイヤル」が開設された。これは24時間対応の年金照会専用ダイヤルということだ。
昨日テレビで取り上げられていたが、実際はこのダイヤルにかけても詳細は分からず、「年金ダイヤル」に問い合わせてもらう旨の案内ダイヤルらしい。
これを開設したことについて、安倍首相は「今回の問題に不安を持っている方に対して親切に対応をする」という旨のコメントを発表していた。さて、親切に対応とはどういう対応のことを言っているのだろうと疑問に感じた。
私も年金履歴について不安を感じたので、夕方6時半ごろ、社会保険事務所に出向いてみた。窓口へ行ってみるとさすがに空いていて、対応を受けている人がひとりのみ。職員が7,8人ぐらい。私が窓口へ行ったが、気付いているのかいないのかという対応。「すみませんが・・」と近くにいた人に尋ねると、ようやくゆっくりと近寄ってくる若い女性職員。「年金の記録を確認して欲しいのですが」と言うとこれに対し「履歴の確認のことですか」と正された。
その後の作業する動きものんびり。これは田舎のおばあちゃんの話ではなく、東京で働く30代ぐらいの女性の話である。
昔に比べて、言葉遣いは良くなったと思うが、それ以外は昔のまま。来訪者を見つけたら「いらっしゃいませ」が当たり前の民間企業ではありえない。親切とは気持ちの現れであって、見せ掛けだけでは生まれてこない。これでは首相の言う親切な対応とは程遠いのではないか。まだまだギャップがありすぎると感じた一コマだった。

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2007年06月28日

海外旅行

最近の海外旅行で最後の一泊を豪華にするプランが人気あるらしい。
バリやプーケットなどのパックツアーに追加料金を支払って、最後の一泊をアップグレードするというものだ。やはり旅行に行く目的といえば日常から離れ逃避したい。リゾートなどでは観光というよりのんびりとホテルライフを満喫したい人も多いだろう。
ただ、ホテルに対する価値は人それぞれで、ただ単に泊まれれば良いという人もいるし、特に欧米のツーリストはそういう人が多い気がする。
その点日本人は、旅館のサービスにも現れているように、「おもてなし」を求めるところがあるので、ただ単に寝られれば良いわけでもない。なので、海外旅行でのクレームではホテルに対するものが多い。
そういうところで、ここのところ円安で欧米への長距離旅行はちょっと敬遠してしまいがちだ。旅行代金は安くても、現地で買い物もできないなど、財布の中身と相談する旅になってしまう。それよりも少し近くでリッチな気分を味わったえる旅を選んだほうが、得策かもしれない。





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2007年06月27日

ネット通販

ネット通販の損保が好調らしい。特に自動車保険の保険料収入は前年比8.9%増ということだ。ネットでの申し込みだと、余計な人件費やパンフレットが削減でき、その分の費用が保険料に還元されるからなのか、保険料が割安ということが原因のようだ。保険料を比較できるサイトもあり、いちいち資料を取り寄せる時間と手間も省けることも利点なのだろう。
インターネットでは様々な情報が氾濫しているので、誤った情報を鵜呑みにせず、正しい見極めが重要だ。

損保の比較サイト




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2007年06月25日

先生と呼ばれる人々

最近学校に理不尽なクレームをつける親が増えているらしい。
「母親が起きられないので学校で子供を起こしてほしい」「部活動のユニフォームは学校で洗ってほしい」などなど、理解しがたいクレームばかりだ。こうしたクレームをしてくる親のことを「モンスターペアレント」と呼ぶらしいが、これに対処するために弁護士に助言を求める制度が教育委員会にできたという。これほどのクレームをつけてくる親に問題があることは言うまでもないが、これに対して毅然とした態度で臨めない先生方にも問題がある。
「先生」とは、「教師・師匠・医師・代議士など学識のある人や指導的立場にある人を敬っていう語。」(大辞泉)ということで、敬われる存在のはずである。もそういう先生達が多数いるということは予め言っておきたいが、そうでない先生も多いのだろう。だからこういう親が野放しになってしまう。
かつての学校の先生とは、親や子は文句を言える存在ではなかった。しかし、それをいいことに、先生達のなかには驕り高ぶり、自分を万能だと勘違いし、反対分子を力でねじ伏せる人が出てきてしまった。しかし、その間違いに気付いた世間が、異を唱え出したことにより、先生の地位が下がり始め、それがいつの間にか地に堕ちてしまった、ということだろうか。
先生とは前述のように、学校の先生だけではなく、医師や代議士、またはその他にも弁護士や学者などの有識者についてもそう呼ぶ。最近、このような人々がテレビ番組などでタレントさながらの活躍をしている人がいる。代議士、医者、弁護士などの肩書きを振りかざし、副業にいそしむ姿はいかがなものか。自分が本来なすべき道を逸脱してしまった時、学校の先生と同じ末路をたどってしまうのではないだろうか。自分が先生と呼ばれている存在であるということは忘れないでいて欲しい。

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2007年06月21日

値上げ

芋焼酎が7月から値上げされるらしい。1.8リットルで約100円の値上げという。原油高や原料高や焼酎かすの廃棄コスト高だという。
ここのところ、製品の値上げの話題が多い気がする。マクドナルドでも地域別価格を設け、東京大阪など大都市の人件費や地価の高い地域では値上げをした。
昨日からの値上げで、何も知らずに買いに行ったところ、会計の時に「あれっ、こんなに高かったかな」と少し驚いた。一時期値下げをして安くなった感があったが、じりじりと値上がりしてしまった。これに消費者がどういう反応を示すのか。この反応を見て、モスバーガーやケンタッキーフライドチキン、吉野家はこの地域別価格制導入に追随する可能性があるらしい。
こういった値上げの原因が景気回復という理由であれば、「カネは天下のまわりもの」ということで、納得もできるのだが、原材料不足での材料費高騰のための値上げは、実質的に利幅が増えるわけではないので、利益が周ってこない可能性が多い。一般消費者にとっては、つらいだけだろう。
ガソリンが値上がりしたりして、これからのレジャーの時期にも影響を与えそうだ。ワーキングプアーという言葉もあるが、働いても働いても生活が楽になっていかない世の中になってしまいそうで怖い。原油不足、穀物不足、水不足など、モノを大切にしなくなった「つけ」がまわってきたか。

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2007年06月20日

情報漏洩対策

企業等が運営するウェブサイトの4割に不正アクセスできるらしい。
近年、個人情報保護法の施行で個人情報の管理には非常に神経質になってきている筈であるが、たびたびカード会社など大量の個人情報を取り扱う企業から情報が漏洩するという事件が起こる。漏洩の原因は不正アクセスだけでなく、内部者の社外持ち出しなどにも原因があったりもするが、これについてはデータを持ち出せない工夫が各企業でなされはじめている。
例えば、日本ライトンという会社が開発した装置は、起動時に指紋認証を行ない、他人のパソコンにはデータを残せない、使用履歴を管理者が把握できるUSB型のパソコン装置らしい。このようにして、実際に人間が記録媒体を持ち出したかどうかを把握し、管理することは、難しくないだろう。
しかし、インターネットを介して何処かの誰かがパソコンにアクセスし知らぬ間にデータを持ち去るとは、なんとも恐ろしい。もっともネット回線に接続しなければいいのだろうが、現代社会ではそうもいかない。そんな危険に直面しながら約4割のサイトが無防備な状態であるというのだ。高度なセキュリティを開発すればそれを破る人が出てくるという、いたちごっこが永遠と繰り返されるのだろう。
自分の情報が漏洩しないせめてもの防衛策は、自分の情報はむやみに外には出さないということぐらいしか今のところないのだろう。

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2007年06月19日

水不足

先週関東地方で梅雨入り宣言がされたが、それ以来まともに雨が降っていない。
各地のダムの水位が下がってきており、水不足を懸念する声が聞こえてきている。四国では深刻らしく、取水制限がされ、小学校の給食では食器の数を減らして、洗う為の水を節約しているところもあるらしい。これから、体育の授業でプールが始まる時期だが、これだと授業ができないかもしれない。
空梅雨はラニーニャ現象の影響があるらしい。ラニーニャ現象とはエルニーニョ現象の逆で、南米付近の海水の温度が例年よりも低くなる現象のことで、それが起こると日本では空梅雨、猛暑、寒冬などになる傾向らしい。
水不足は農作物にも影響を与え、このままいけば、米不足になってしまう。かつて米不足の時にタイ米を組み合わせて炊いたりしたことがあったが、そうなりかねない。不足すれば、値段が上がり、家計を圧迫してしまう。飲食店でも値上げをせざるを得なくなり、客足が遠のくという、悪循環が起こってしまう。
そうならないためにも、個々人が日常生活で日々節水を心がけたいものだ。

簡単な節水アイテムの紹介
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2007年06月15日

URBAN TOOL

iPOD収納して操作ができるシャツ「GrooveRider」が今日から販売開始した。
これはオーストラリアモバイル製品収納機能ブランド「URBAN TOOL(アーバンツール)」というシリーズの最新作である。アーバンツールは様々な商品を出しており、これまで、シャツやバッグ、ホルスター型のものなどがあり、今回はシャツにiPODの操作ボタンがついていて、コネクターをつなぐと操作ができるというもの。見た目も斬新でカッコよく、ジョギング等のスポーツをするにはもってこいという感じである。
最近、メタボリック対策などでランニングなどをしている人が増えており、フィットネスジムなどは平日でも人であふれている。また、市民マラソンや駅伝大会なども各地で開催されているが、大会によっては数万人を集めるものもあり、スポーツ人口が多いと実感できる。
これから、梅雨、真夏とスポーツをするにはちょっと厳しい気候ではあるが、日射病や熱射病には気をつけて、良い汗をかきたいものだ。

URBAN TOOLホームページ
http://www.urbantool.com/index_en.php

URBAN TOOL商品を比較してみるには
RIFFLE PAGE
さかいや・オンラインショップ
Fitness Online フィットネス市場


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2007年06月14日

改正道路交通法

改正道路交通法が成立、9月にも施行されるらしい。
内容はおもに飲酒運転の取締強化で、酒酔い運転の罰則は懲役5年以下または100万円以下の罰金になる。前回の改正で飲酒運転は大分減ったと感じるが、この改正を見るとまだまだ違反者が多いということだろう。また、運転しない周辺者にも罰則が新設され、見て見ぬ振りも許さないという、周りの目からも監視をさせるという。
郊外に行くと、駐車場付の居酒屋がまだまだある。昔からこれはどうしてかと疑問を持っていたが、これからは店への規制も厳しくなるだろうから、何らかの対応策を取っておかないと経営が立ち行かなくなるだろう。
どちらにしても、「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな」を忘れずに。

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2007年06月13日

DVDソフト

2006年のDVDソフトの販売数が前年比6%減少した。
これは「TSUTAYA」などのレンタルショップや「GyaO」などネットTVが充実してきた影響だろう。特にネットTVでは、映画やドラマ音楽スポーツバラエティなど番組が充実していて見たいものがその場で見られる。
音楽CD市場も減少傾向にあるが、?@Podのような音楽プレイヤーに音質が変わらずに保存でき、しかも20000曲も入るらしい。このように技術が進歩するとCDやDVDなどを持つ必要もなくなるということだ。
ただ、簡単にコピーできてしまうということは、著作権侵害の件数も増えるという新たな問題もある。最近中国の違法コピー問題が取りざたされていて、損害賠償金が1億3千万円という判決もでた。
自分の手元にあると、それが自分の所有物=著作物であると勘違いしてしまいがちだが、その境界線はしっかり守って楽しんでもらいたい。

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2007年06月11日

企業買収の末路

ペンタックスとHOYAについての合併問題がひと段落した。
結果的に泥仕合になってしまった。日経新聞に今回の経緯を綴った記事が数日に渡り載っているがこれを読むと、悲惨としか言いようがない。
この記事を読む限り、子供のけんか?と思うような、その時の感情で動き、自分の利益しか考えず、あげくの果てに全てを引っ掻き回してぶん投げてしまう。
企業の合併というものは、普段の会社経営に使うのとは比較にならないぐらいのエネルギーを使うわけで、思いつきでできるものでもないし、その場の感情で拒否できるものでもない。買収される側は目をつけられた時点で既に後手に回っているわけで、それを覆すことは生半可ではできない。
今回の一連の問題で再認識させられたことは、現代の経営者は昔と比べ新しいリスクにも対応できる能力を身につけていないと生き残ってはいけないということだ。
第一に外部から受けるリスク。上場している以上、買収の可能性はいつでもあるということ。米国の投資ファンドは「カネ余り」で「儲けすぎ」と批判されているらしい。いつその火の手が自社に降りかかって来るかもしれないという意識を持ち続け、対策を練っておかないといけない。
第二に内部から受けるリスク。意思疎通を怠ること。旧態の取締役会では、社長の決定に対し、ただ賛成するだけの出来上がった会議が多かったと思う。しかし、人は相手の考えが理解できなくなると不安になったり、和を乱す結果になってしまうこともある。
そして、いまはまだ表面化してはいないが、経営陣以外でも多くの不安を抱えた社員たちがいるのではないか。これこそ会社の経営を揺るがすようなリスクだ。それを早く解消しておかないと大変なことになる。
経営者にはもう一度考えて欲しい。「会社は誰のものか。」少なくとも経営者の私物ではないことは確かだ。

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2007年06月07日

コムスン

コムスンが大問題になっている。
介護事業所指定に必要な人員が雇用されていなかったり、介護報酬の水増し請求を繰り返していたため指定が打ち切りになった。つまり、今後は介護事業を行えなくなったということだ。しかし、今朝のニュースで子会社に全事業部を譲渡すると発表があり、看板の架け替えになる格好で実際には事業を続けるということだ。
コムスンのあるグッドウィルグループの会長といえば、バブル期の中心人物の一人折口氏でジュリアナ東京を立ち上げた人だ。立ち上げ後、予想を上回るブームとなり、収益配分をめぐるお家騒動に巻き込まれ、ジュリアナの絶頂期にその座を追われてしまう。どん底生活を送った後、ベルファーレを立ち上げ再起。その後人材派遣業グッドウィルを立ち上げ、コムスンを買収し、業績を伸ばし続けてきた。(著書「起業の条件」より)先見の明があり、その時代の最先端を走り続けてきた人、というより新しい時代を作り上げてきたといっても過言ではないだろう。
そんな人が今度は、会社の不正という負の面で注目を浴びることになってしまった。時代の中心にいて、注目を浴びるている人が突如、不正行為や不法行為などが発覚することがここ何年か目立つ。これらの人々に憧れを抱いていた若者は多かった筈で、その若者を裏切った形になってしまっていることがとても残念である。
それにしても、厚生労働省はまたしても話題の中心になってしまった。

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2007年06月06日

仮想都市

SBIホールディングスが来春ネット上の仮想都市を開設するらしい。
ネット上の仮想都市といえばアメリカの「セカンドライフ」で、全世界で住人(会員)が700万人を超えている。最近日本でもテレビ等で紹介されているので、認知度も上がっている。
仮想都市とは、ネット上のコミュニケーションが文字だけではなく、3Dというバーチャルの世界で行われる、より現実に近いコミュニケーション手段である。そして更にすごいのは「商行為」も行えるということだ。多数の人々が参加しているため、その中でモノやサービスを売り買いでき、実際の現金にも交換できるという。
アメリカの人は遊び心が豊富で発想も大胆だとつくづく思う。アメリカの意見や発想には否定したい部分も多いが、こういう発想力・創造力という部分では素直に尊敬する。
そして今回のニュースは日本のSBIも仮想都市を始めるということだが、この目的は「金融関連商品のポータルサイトの売り物」という、あくまでも商売目的である。なんとも日本らしい。
まねをして、改良、商品化するというのは、長年日本を支えてきた伝統的な手法であるが、あまりにも「そのまんま」というのもどうかと思う。

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2007年06月05日

低価格小型車

50万円を切る小型乗用車が中国で販売されているらしい。
排気量が800CCの「QQ」という車は約47万円、昔おもちゃで流行った「チョロQ」を思わせる名前と風体だ。その他インドやルーマニアでも100万円を切る小型車が販売されている。
かつて高度経済成長期の日本も欧米に追いつけ追い越せで、自動車や電化製品を開発し世界に販売展開してきた。その頃の日本の製品も値段勝負で、日本の製品というと安いけれど粗悪品というイメージが強かったようだ。ところがいまや「世界のTOYOTA」、「世界のSONY」となっている。
今回の低価格小型車に対する今のところの先進国の見方としては、過去の日本製品に対する見方と同じだろう。我々日本人の多くは途上国の50万円の車と聞いただけで、敬遠したくなると思う。安全性は大丈夫?、装備は?、デザインは?などと。
ただ、世界には車は単なる移動手段であると考えている人々や、また、日本人ほど裕福ではない必要に迫られている人々が世界各地にいることを考えると、大きなシェア獲得のチャンスはある。
「三丁目の夕日」を見て、今の中国のようだと温家宝首相が言ったようだが、かつての日本が歩んできた道を中国が歩んでいる。日本のお家芸産業にとって中国は最大の脅威であることは間違いない。

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2007年06月04日

スターの資質

東京六大学野球で「ハンカチ王子」こと斉藤祐樹投手のいる早稲田大学が優勝した。前日に負けての登板で、勝ち投手で優勝だ。夏の甲子園で優勝し、大学野球でもいきなり優勝投手。これこそスターと呼ぶのにふさわしいだろう。
天性の素質と日々の努力、厳しいトレーニングを重ねた結果、このように脚光があたる、と言ってしまえばその通りなのだが、同じように実力のある選手はいくらでもいる筈なのに、斉藤投手ばかりが注目される。
それは実力以外に、運命というか宿命や巡り合わせという科学的には証明できない何かが備わっている気がしてならない。昨年の夏の甲子園決勝戦でも、引き分け再試合になった末、最後に迎えた打者は死闘を繰り広げてきた相手のエース「田中将大」投手。ファールで粘る田中を最後は三振で抑えてゲームセット。漫画の「タッチ」さながらのシーンで、これが現実の世界にあった、まさに「筋書きのないドラマ」だろう。
1998年の夏の甲子園でもドラマがあった。主役は松坂大輔投手。PL学園との死闘後の準決勝の相手は明徳義塾。前日の疲労で松坂はベンチスタートで、試合は明徳義塾の一方的な試合展開。満を持して松坂が登板すると最後には6点差をひっくり返してサヨナラ勝ち。
人が予測し得ないことや奇跡と思えることが現実に起こる。その演出は誰が仕込んだものでもなく、スターとなる人のところに訪れるという運命のような、自分ではどうしようも操作できない何かがある気がしてならない。

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